2016年11月05日に書いた近藤歯科院長のブログ。
近藤歯科クリニック院長のブログ / 仕事
2016年11月05日
右下の奥歯が痛いとのことで治療した患者さんです。
レントゲンをみてみると、神経は死んでいます。
歯冠破折、歯根に半分くらいまで亀裂が入っていました。
この亀裂から感染をおこしたものと考えられました。
歯根は亀裂が入って、破折してしまうと非常に予後が悪いです。
このような歯根破折は神経のない歯で起こる事が多いのです。
しかしながら、近年はストレス社会で、ストレスなどからくる歯ぎしりなどで、歯に過大な力がかかり、生活歯でも歯根破折をおこすことがみられるようになりました。
この状態になったら、しっかりと精密な根管治療を行い、感染を除去するしかありません。
2枚目のレントゲンですが、きちんと根管治療がされているのがわかります。
キーワード 歯根破折 根管治療
| 投稿者院長