ほくほく会

先週末にほくほく会が行われました。
今回は私の幹事で、高岡にて開催。
いつもは、日常臨床の疑問点の解決、ケースプレなどを行うのですが、たまたま高岡市歯科医師会主催の講演会と日程が重なりましたので、全員で講演会に参加としました。
今回の講師は、東京でご開業の下地勲先生で、「歯根膜で臨床を変える」という興味深い演題です。

「今回は歯根膜の再生,恒常性維持機能を中心に多くの症例をとおして提示し、歯根膜が予想以上に優れた生物学的特性を有する組織であることを先生方に実感していただき、天然歯保存の意義の再認識につながればと思う。

　歯根膜を最大限に活用する治療が自家歯牙移植であるが、移植以外にもエンド、ペリオなど臨床全般に及ぶ歯根膜の活用例、自家歯牙移植とインプラントとの使い分けについてもふれたい。時間の許す限りなるべく多くの多様な症例を、退屈にならない範囲で理論背景と常に結びつけて提示したい。」（事前抄録より）

歯根膜の重要性、偉大さを再認識し、今後の診療に非常に役に立つすばらしい講演でした。

例によって、前日は高岡にて宴会。非常に美味しい日本酒をいただきました。

講演後の昼食は「吉宗」のカレーうどん
相変わらずの超満員でしたが、おいしかったです。