2010年01月24日に書いた近藤歯科院長のブログ。
近藤歯科クリニック院長のブログ / 仕事
2010年01月24日
当院にCTを導入いたしました。
医科の総合病院では、かなりの普及率ですが、歯科用のCTの普及率は2〜3パーセントだそうです。
CTを導入したことで、3次元的撮影ができますので、これまでみえなかったものがみえるようになり、かなりの情報量が得られますので、より正確な診断ができるようになり、より的確な、安全な処置が可能になります。
CTを導入を考えたのは、特に「根管治療」と「インプラント」の治療をより正確に、安全に行いたいと考えているからです。
「根管治療」を歯科治療の根幹と考えていますので、これがきちんとできないことには話しになりません。根管治療は、日々進歩しています。それを助けているのが、各種機器の発達です。その中でも、「マイクロスコープ」「ニッケルチタンファイル」「CT」が大きく影響していると思います。
当院では、これらのすべてを揃えて、有効に利用して、治療を行ってきました。そして、今回CTを導入したことで、また新しい世界が見え、よりよい治療につながればと考えています。
インプラントのオペを安全に行うために、総合病院にCT撮影を依頼していましたが、患者さんに面倒をかけていました。これからは、当院にて撮影可能になり、患者さんの負担も軽くなり、よかったと思います。
CT撮影されたデーターをみていると、ほんといろんなことがみえてきます。おかげで、診療後にパソコンの画面とにらめっこする時間が長ーくなり、私の帰宅時間が遅くなったことはいうまでもありません。
| 投稿者院長