『朝顔』が伝わったのは奈良時代末期、または平安時代初期に、遣唐使が中国から種を持ち帰った時だとされています。当時は花を楽しむのではなく、種子を薬として利用していました。その種は、当時貴重な財産であった牛と交換するほど高価だったことから「牽牛子(けんごし)」と呼ばれており、そのまま日本でも朝顔の種を牽牛子、朝顔を牽牛花(けんぎゅうか)と呼んでいたそうです。
家の裏庭にどんどん広がっていくうちの朝顔も昔はそんな貴重な物だったんですね。
9月になっても、まだ暑くて、咲きほこっているこの花たちが咲かなくなったら夏の終わりを感じるかも知れません。